みらいブログ

2024年4〜6月

6月のみらいブログ

「たかはしべん音楽活動45周年記念コンサート」に行ってきました

新年度が始まってから2月が過ぎました。新しい生活に大人も子どもも慣れてひと段落している所です。年度末から目まぐるしい日々を過ごしてきましたので、自分へのご褒美に「たかはしべん音楽活動45周年記念コンサート」に川越まで行ってきました。

コンサートの1曲目の「深き大地」(※原曲The water is wide)の歌声は心身の隅々まで歌声が染みわたりました。初めて聞いたときの清里の森の風景が蘇りました。そこからは、「はえをのみこんだおばあさん」「さっちゃん」等など声だしOKでみんなで盛り上がりました。

2部では、汐見稔幸先生とのトークショーでダジャレあり涙ありの話を聞くことができました。3部の終わりには、観客が舞台へ上がり手話と合唱。アフタートークでは、参加者の感想と感謝の言葉があり演奏者から一言感想を聞くことができました。

特別な一日になったと思っていたのですが、更にスペシャルな出来事が翌日に待っていました。

ホテルで朝食をとろうと会場へ行くと、見覚えのある後ろ姿が・・・べんさん事務所のスタッフのなみきさんがいるではありませんか!!昨日のお礼を伝えようと声を掛けた所、事務所へ寄ってと誘って頂きました。地図を見ながら歩いていると、べんさんのポスターをみているご婦人がいたので声を掛けると、事務所を探している所でした。そのご婦人の姉妹が先に事務所へ連絡をして道案内をして下さり、私も一緒に到着することができました。

そこには30年以上べんさんと繋がっている方々がおられ、自己紹介をしてから雑談が始まりました。すると、なみきさんから「伊澤さんに聞かせてほしい」とそこにいたシンガーソングライターの皆さんに声を掛けてくださり生演奏を身近に聴かせてもらいました。

優しい歌詞と歌声とべんさんの完コピに昨日のコンサートの感動に感動を上乗せされ、川越にきた自分を褒めました。

べんさんと繋がるきっかけになったぐうたら村村長の汐見先生にも感謝をしながら、やさしさに溢れる人との出会いで、自分を改めていこうと思う2日間でした。

たかはし べんとは
シンガー・ソングライター。1979年、子どもの自死の悲しみを歌った『空を飛ぶ子ども』でデビュー。弱い立場の子ども、お年寄り、ハンディのある人に心を寄せて音楽活動。子どもたちへのコミカルな歌や生きるメッセージの歌が好評を得ている。40年の音楽活動で4000回のコンサート400曲を創作している。(プロフィールから抜粋)

5月のみらいブログ

園庭で遊ぶ子どもたち

青空に木々の新緑が生える季節になりました。保育園の庭にあったはずの雑草はいつの間にか絶滅してしまったので、昨年から花壇や木の囲みでクローバーやレンゲの種を蒔きました。ビオトープの木の下や、割れてしまった所にも植物を植え「園庭緑化計画」を進めてきました。おかげで園庭にも緑が戻り、てんとう虫とダンゴムシが戻ってきています。
子ども達につかまるのが先か、繁殖するのか!!どうなるのか楽しみです。

泥遊びのスペースを水道の近くに丸太を使って準備をしました。土が入る前日に穴を掘って泥プールが完成します。泥団子用の土をいれるために細い杉の木で杭を作って準備を始めました。昔、鉛筆をナイフで削っていた体験が今生きています。その杭で囲った中に泥団子用の土を入れる予定です。

太い丸太は子どもたちの発想で遊び方が自由自在です。キャンプごっこ、アスレチック、長く並べてその上を歩く等など、私たちが思いもつかない遊び方に感心します。自然物は手触りが一つ一つで違い形も重さも違うからそれをどう扱ったらよいのか考える所が良い所です。香りも癒されます。

私自身が自然の中で育っているので、もっと自然の物を取り入れて五感へ働きかけていきたいと思っています。

4月のみらいブログ

子育て世代の保育者へ

今年の春はわが娘が社会人になり本当の自立を迎えました。どんな社会人になっていくのかこれからも遠くから見守り、困った時に助けられるよう自分自身の健康を守っていこうと思います。

毎年のことながら、4月の始めはバタバタとしないように3月から準備を始めるのですが今年も進歩は見られず時間に追われています。そんな中でも、進級した子どもや入園した子ども達の笑顔をみるとホッと心が和みます。

私は、児童精神科医の佐々木正美さんが好きで、静岡に来る度に追いかけて公演を聴いて本を読み返しながら子育てをしました。子育てには悩みや迷いの連続でしたが、佐々木先生との出会いでおおらかな気持ちを持てるようになりました。また、仕事の同僚や子育て仲間、子育て広場等など多くの人との出会いがあって今があります。

佐々木先生は「親が望むような子どもになってほしいと思わない」とおっしゃっています。ついつい、こうなってほしい、こんな人になってほしいと思うのは親として当たり前ですが、自分自身とは違う人格をもった一人の人間として接するように気を付けてきたつもりです。乳幼児期、学童期、思春期等を振り返ると仕事と子育ての両立が困難で後悔が残る子育ての時期もありました。でも、静岡を離れ逞しく成長しているようなので自分が思っているほど悪い親では無かったと言えるような気がします。

保育園へお子さんを預けて働く保護者はこれからもっと増えていきます。みらい保育園の職員も子育て世代が多くなり、人員確保をして支えていきたいと思います。もし、このコラムを見て子育て世代の保育者が保育を諦めずに、子育てと仕事の両立を実現するためのお手伝いが出来る方がいましたら、直接園に連絡をください。職員と子どもは勿論ですが保護者の皆さんが保育者の味方の園ですので、まずは見学や体験からでも良いのでお待ちしています。