みらいブログ

2022年7〜9月

9月のみらいブログ

感染症と保育

コロナ感染症が始まって3年目になりました。夏に流行しているオミクロン株の感染力に驚くばかりでした。私自身も感染し自宅療養をしました。平熱になるまで約1週間・・・

のどの痛みは細かいガラスが刺さっているようでした。トイレに行く以外は体を起こすのもやっとの状態でした。それでも軽症と言われているので、明日には元気になると信じ寝ていました。療養期間が明けても、咳と倦怠感が残りこれが、後遺症と言われている症状だと実感しました。

ニュースでは、オミクロン株は重症化しない等と言っていましたが、治療薬のない今、何が起こるかわからないと思います。ワクチン接種は5歳以上からとなると、保育園でお預かりする子どもたちのほとんどがワクチン接種対象外の年齢です。私個人の考えでは、やはりコロナにかからない方がいいと今回の体験から実感しています。

第7波は今も続いています。行動制限はなく、個人の責任で感染と感染拡大しない行動を一人一人の国民がとるようにと政府は言っています

濃厚接触の場である保育現場では、全国的にも保育者が感染して配置人数を割りながら、子どもの安心安全を守っています。コロナ感染症以外にも熱中症、手足口病等の感染症も流行しています。私たち保育者は、病気の診断はできません。発熱すると、コロナ感染症をまずは疑い拡大しないように、保護者にお迎えをお願いするところまでが保育園の出来ることです。

今回、私以外の職員にも感染者がいました。また、家族が感染した為に濃厚接触者となり出勤できなくなるなど、コロナが始まって以来の大ピンチの7月と8月でした。

子どもの人数が減り、職員も減る中でも子ども達の為に、笑顔を絶やさずチームワーク良く保育を止めずに頑張っているみらい保育園の職員と、保護者の皆さんのご理解とご協力のおかげで全園休園という事態をとらずに今日まで来ることができました。

「必ず終わりは来る」という言葉を信じて、日々変化していくコロナの感染状況や政府の方針、地域の状況等などを踏まえて大切な子ども達のかけがえのない今日という日を大切にしていきたいと思います。


8月のみらいブログ

夏を乗り越えていきましょう

暑い夏に、日々過ごしている事務所のエアコンが壊れてしまいました。

修理を依頼しましたが、業者さんが来られる日は直近で5日後という返答に汗が倍増しました。温度計は32度。西日が差す時間には35℃。窓を開けると熱風が襲ってきます。

扇風機、サーキュレーターを総動員と首には冷たいタオルを巻きながら、事務員さんとパソコンに向かい仕事をしています。しかし、現代社会の恩恵を受けてきた身はすぐに限界を迎え、頭がぼーっとして事務仕事所ではなくなり体力もいつも以上に奪われて行きました。

私の幼少期はエアコン等なく、扇風機もひと夏に数回使う程度でした。実家の周りは畑と山で道路も舗装されていませんでした。昔は祖父母の昔話を聞いて、時代の違いを感じていましたが、自分の人生を振り返ると随分と変化してきていると今更ながら実感します。

一緒に保育をしている仲間もそれぞれの時代の中で成長してきたことを思うと、物事の考え方や言葉のとらえ方が違うのは当たり前です。だから、多様性をそれぞれが理解して受け止めて対話を重ねていくことがこれからの保育の現場には大切なことだと思いますし、そういう保育園にしていかなくては子ども達のみらいに生きる力をつけることは難しいと思うのでした。

ただ、今の一番の願いは1日、いや、数時間でも早くエアコンが直ることなのです。

コロナ感染症の第7波、熱中症を乗り越えていきましょう。


7月のみらいブログ

三年ぶりの夏祭り

今年の夏はコロナ以前に少しづつ戻っていく様子ですね。 保育園の夏祭りが3年ぶりに復活します。保護者会役員さんが、【子どもたちの為に】という熱い気持ちを持って感染対策をたてながら、これまでとは違う開催方法を企画してくださいました。開催日は7月9日土曜日なので、無事開催できることを願うばかりです。

保護者会の皆さんの気持ちに応えるべく、子ども達と一緒におみこし作りに取り組みました。コロナ前は、保育士が先導しておみこしを作りましたが、今回はデザインから子どもが考えてスタートしました。材料を準備するのが私の役目で後は年長の子ども達へお任せすることにし、クラス担任も子ども達への声掛けや手伝いをして完成させました。

ある日、「ワッショイ!ワッショイ」という掛け声が事務所に近づいてくるので、急いで廊下へ出ると完成したばかりのおみこしを担いで年長さんがやってきました。その笑顔は何とも言い難く一人一人輝いて見えます。事務所の次は年中さん、年少さん、2歳、0歳、1歳そして、給食室へお披露目に回るのでした。
年下の子ども達は目が点になったり、一緒に練り歩くなど様々な反応が見られましたが、憧れていることが空気で伝わってきました。

自分のイメージを形にすることができるみらい保育園の子ども達に、心から拍手をおくり、その子供の育ちに沿ってくれる職員や保護者の皆さんに「ありがとう」の気持ちを伝えたいと思います。