2023年7〜9月
スイカ割から子供たちの成長を感じる
今年は夏を楽しもう!!と決めて、お休みをまとめて貰いました。
何年も会うことが出来なかった姪っ子たちの住む島根を目指します。台風が来ないことを願って旅立ちの日まで仕事を頑張ります。
保育園にはお盆休みはありませんが、子どもたちは保護者さんのお休みに合わせて長期休暇をとる家庭が多くいます。休み明けの子どもたちの反応は様々ですが、家族とのんびり過ごして思い出がたくさんできたことは雰囲気で伝わってきます。
お盆の希望保育中に、実家から貰ったスイカで子どもたちとスイカ割をしようと思い園庭にそっと置きました。小さな子が気づきそっと触りじっと見つめていました。少し大きなお兄さんは持ち上げて運び始めました。食べたい気持ちはあるので、手で割ろうとしていました。私達大人は、「誰かスイカ割しよう」と言ってくれないかなあ〜と期待していました。ブルーシート、目隠し用のバンダナを用意してもダメ・・・竹の棒が登場すると、なんとその棒でたたき始めてスイカにヒビが入ってしまったのです。もう、我慢が出来なくなって「スイカ割しよう」と言ってしまう私でした。
割れたスイカをテラスで食べたのですが、割れた断面が嫌、種が嫌と注文の多いこと。
反対に小さいのは嫌だと大きいスイカを選び持っていく、何回もお代わりをするなど一人一人の経験値が垣間見えてそれも面白かったです。
昭和世代の夏の定番、スイカ割、流しそうめん、盆踊りはこれからも伝え続けていきたいと思いました。
「こどもがまんなか」を目指して
7月1日の朝、暑い暑いと言いながら温度計を見ると31℃!!数字を見ただけで暑さ倍増したその時に「ミ〜ンミ〜ン」とセミが鳴き始め更に暑くなりました💦
気温も湿度も高い日が続き、熱中症計もピーピーなる日が増えて戸外で過ごせる時間が少なくなりました。時代と共に保育内容も見直して、豊かな子ども時代を過ごせるようにしていかなくてはいけないですね。
こども家庭庁を調べると最初に、「こども家庭庁は、こどもがまんなかの社会を実現するためにこどもの視点に立って意見を聴き、こどもにとっていちばんの利益を考え、子どもの家庭の、福祉や健康の向上を支援し、こどもの権利を守るためのこども政策に強力なリーダーシップをもって取り組みます」とあります。
私が子どもの頃は、大人は大人の社会で子どもは子どもの社会の中で精一杯生きていたように思います。各地域やクラスには、ガキ大将が存在して弱いものを助けながら集団で遊び縦社会を学びました。中学生の時の縦社会が1番厳しかったなあ・・・・
部活では1年生は虫けら、2年生は人間、3年生は神様と教えられました(何十年も昔話です)今はそんなことは言えませんね。
私も「こどもをまんなかの保育園」の実現を目指して職員と共に頑張っています。
ひとつの保育園でも難しいのに、日本の子どもたちがまんなか社会をどう実現するのか、強力なリーダーシップでどうのように政策が進むのかとても興味があります。
声をあげることができない乳幼児の視点に立って意見を聴くことを必ず実行してほしいと強く願います。
コロナ感染症が落ち着いて思うこと
今年の夏は暑くなりそうです。園庭や屋上に外部から除かれないように日よけを張りプールと水遊びの準備が進んでいます。園庭にはテントを出して、日陰を作るようにしています。
6月の終わりごろは気温が定まらず、大人も子どもも体調を崩していました。園医の話では、コロナ感染症が落ち着いたあとは、子どもの免疫力が弱っているようでコロナ以前は1週間で直る病気が2週間かかるようになっているということです。人間が持っている自然治癒力をも低下させるような状況だったのです。また、保育現場でも保育者がマスクを外したことで乳児が口の動きの真似をして声がでるという当たり前の事を再認識しています。
さて、コロナが5類になり外出も心置きなく出来るようになりました。人混みはまだ避けていますが・・・・昨年保育園へ来ていただいた、人形劇俳優「平常」の『お花のハナックの物語』東京公演へ行ってきました。段ボールで出来た登場人物達が圧巻で、常さんが操ると命が吹き込まれ生き生きと動くのです!!会場にいる子どもも大人も巻き込まれて進む物語でした。何よりおしまいがハッピーエンド♡心が豊かになるひと時でした。
また、みらい保育園の子どもたちの元へ来てほしいという気持ちがわいてきますが、残念なことにそういう活動が今後はする予定はないそうです。でも、市民文化会館等にリクエストをしたら講演ができると言っていました。
今はスマホで絵本の読み聞かせや動画を見ることができますが、やはり、ライブでしか体感できない空気感を五感で受け止める機会を作っていきたいと思います。
自分自身も様々な場所へ出かけて、面白いことを見つけていきたいと思っています。そのためには、体力作りをしなくてはです。