2022年10〜12月
2022年を振り返って
2022年が駆け抜けていきます。
7月8月のコロナ感染症の流行がおさまり、子どもたちが戻ってきたと思った頃に9月の台風15号の影響を受けました。
その時は保育を継続するために職員と共に必死で1日1日をすごしていました。
振り返ると、私の決断に職員がよくついてきてくれたと思います。
職員自身もコロナに感染し、台風15号の被害をうけながら日々の保育を笑顔で助け合いながら継続してくれました。
また、保護者の皆さんも園の方針を理解して下さり協力と励ましを頂きました。
さらに、地域の皆さんの暖かい励ましの言葉、私立の園長たちの支援等など多くの方々に支えにて頂き感謝、感謝の1年でした。
人と人とのつながりを大切にしながら、来年も子ども達の笑顔を絶やさない保育を継続していきたいと思います。
身近な自然
短い秋の季節がやってきました。今年は園庭のドングリの木は休養の年のようです。子どもたちはドングリを求めて散歩へ出かけて行きます。
みらい保育園の周辺には、公園があるので自然を身近に感じられる環境ではありますが、昭和の時代と比べると身近な自然の少なさを感じる今日この頃です。保育の世界でも、子どもと自然との関わりの大切さが見直されています。
園庭には、ダンゴムシ、ヤゴ、トンボ、カラス、テントウムシとの出会いがあります。公園へいけば、バッタ、カマキリ、カタツムリとの出会いがあります。様々な物との出会いを求めて散策へ行く子どもたちはその年齢ごとに目的をもって「行ってきま〜す」の元気な挨拶と共に張り切って出発しています。
そういう子どもたちの気持ちを受けとめて、願いを叶える保育者がいるおかげで子どもたちの興味や関心を深めることが出来るのです。
そして、虫が苦手な人も子どもの興味が伝染して大人も一緒に楽しめるようになります。人間同士の関係の基礎つくりは、相手を知るところから始まりますね。
台風被害
台風15号の影響で、保育園周辺では床上浸水や床下浸水の被害がありました。
幸いなことに保育園に被害はありませんでした。断水はありましたが「こんな時こそ保育の力」と思い開園を決めました。
当初は、断水が1週間は続く見通しだと役所から聞いていたので生活用水の確保を出来るかが保育を継続する最大の課題でしたが、保護者の力をお借りしてクリアすることができました。また、家庭で保育できる方の協力もあり非常食を木曜日まで提供することができました。
子どもの為にたくさんの方から支援や励ましの言葉が職員一同の力となり越えることができました。
保護者のみなさん、地域の方々、私立保育園・こども園の園長先生、みらい保育園の職員、保育業者さんが子どもの為に行動をして下さりありがとうございました。
被災された方は復旧には、いろいろご苦労も多いと思いますが、一日も早く平穏な生活に戻れますよう、心よりお祈りいたします。