みらいブログ

2024年1〜3月

3月のみらいブログ

子どもを取り巻く環境の変化を考える

2月は雪が降ったと思ったら、夏のような暑い日があり寒暖差に大人も子どもも植物も惑わされてしまいましたね。いつも通りやってくるのは花粉ですね〜また、マスク生活が訪れてしまいました。

今年は乳児担当制を深める1年でした。幼児はサークルタイムから活動が広がり子どもを真ん中にした保育が進んでいます。それから、保育者の主体性も育まれていると実感し、子どもと共に成長をしているみらい保育園のチームです。

子どもの事を第1に考えている保育者の姿勢に私が力を貰っています。また、保護者の皆さんから保育者への感謝の言葉をかけて頂くのも嬉しい限りです。でも喜んでばかりはいられません。日々子どもを取り巻く環境は変化をしています。今が良ければ大丈夫だなんて思っていては子どもの成長を見逃してしまいます。そうならないように、アンテナを高くして社会のニュース、近隣の社会の変化等々の情報を得ていき何を大切にしていくべきかを考えて前進していきたいと思います。その為には、保育園内外を問わず様々な人との対話をしながら独りよがりにならないように「自分を疑う」事をしていかなければいけないと自分に言い聞かせていきます。

令和5年度も残すところ1か月を切りました。一つ大きくなる喜びと自信に満ちた子ども達と一緒に過ごしていこうと思います。

2月のみらいブログ

正月を終えて

1月のコラムに載せたダルマさんですが、ホームページがアップされた12月28日17時過ぎにダルマの持ち主が現れ無事手渡すことができ、晴れやかな気持ちで仕事納めをすることができました。

しかし、1月1日の夕方の能登半島の地震からは気持ちが沈み、翌日には飛行機事故のニュースが飛び込んできて、気持ちが重くなっていくばかりでした。

そんな中ラヂオから流れてきた「このような大きな災害や事故が起きると、同調して気分が落ち込みやすくなるので、今の生活を維持して楽しいこともしていくことで自分を守ってください。」という声を聞いて、そうだ、自分が元気でいれば何か助けることが出来るのだと前向きに考えられるようになりました。

今でも、ニュースやSNSから知る状況から色々と想像しては、自分が出来ることは何だろうと考えて過ごしています。また、保育中に地震が起きたらその後の避難生活をどのように運営していくのか、備蓄は十分なのかを見直しをしています。

このような社会状況ではありますが、年末年始のお休みは終わり保育園が始まると、子どもたちの笑顔に力を貰いやる気がわいてきます。新年の集まり、鏡開きを終えると「鬼が来るのだよね」と節分の話で盛り上がる子もいれば、鬼というワードには触れないようにしている子もいます。

私たちは怖がらすつもりはないのですが、年に1度のインパクトは強烈のようです。今年の年長の子どもたちは「小さいお友達を守る」と言って作戦を考えて書き出しています。ヒイラギ、豆、升、イワシ、肉?と書いた紙を見せてもらいましたが一体どうやって鬼退治をするのかなと今からワクワクしています。

能登半島地震により亡くなられた方々に哀悼の意を表し、ご遺族と被災された方々に心からお見舞い申し上げます。救援と復旧の作業が速やかに進むことを心から願っています。

1月のみらいブログ

2024年もどうぞよろしくお願いします

新たな年がスタートしました。今年も穏やかな1年になるように願います。

2023年にひとつ心残りがあります。それは、どこかの保育園やこども園又は幼稚園のお子さんの名前と3歳おめでとうと記されている小さな手作りのダルマの誕生日プレゼントが、保育園の前の公園に落ちていたものを親切な方が拾い、私の園の子どもの物ではないかと届けてくれました。そのダルマを預かりポスターを掲示しても落とし主は現れず、今でも私の机の上にちょこんと置いてあるのです。

心を込めて作ったダルマさんも本来の持ち主の元へ帰りたいと思っているのでしょう。

このコラムをみて、誕生日プレゼントが手作りのダルマの園を知っている方はご一報ください。

1月は鏡開きやどんど焼きと伝統行事が待っています。一つ一つ終えると、「鬼がくる・・・」とささやき声が聞こえてきます。節分本来の意味も伝えながら春を迎える準備をしていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。