子育てコラム

9月のコラム

子供の頃の風景

8月になると来年度の入園希望の方や、就職を見据えた学生さんが保育園の見学に来てくれます。園内を歩きながら、説明をしている中で気づきがありました。

一昨年去年は、お客さんが見えると年齢を問わず子どもたちは遊びをやめて近くに寄ってきて、挨拶をしたり私、僕を見てみてアピールをする姿でした。まだ夢中で遊び込めていなかったのです。

しかし、今年は、どこのクラスを覗いてもよく遊んでいます。入園して日の浅い子どもは、入り口付近にいて泣いてしまうという事はありますが、一人一人が好きなことを見つけて遊びこんでいる様子が見られました。

東大の学生に「子供の時の遊びの風景を浮かべてみて」という問いかけに、「塾にいっていた」「勉強していた」等などと答えるなかで、何も浮かばない学生は無表情だったというお話を聞きました。

私自身の幼少期の風景は自然の中で近所のお兄さん、お姉さんたちの群れの中に入り、ついて歩いていました。

畑のおばさんや、駄菓子屋さんのおばあさんなど顔見知りの大人との触れ合いもありました。公園というものがない時代だったので、道端や空き地や田んぼが遊び場という、若いお母さんには未知の世界でした。サザエさんより少しワイルドだったかな(笑)

昔の良いところは、子育てを母親が一人で抱え込まずに済んだことですね。
大家族のなかで、忙しい両親にかわり祖父母や親せき、近隣の大人に見守られ助けられながら子育てができた日本の文化ですが、時代が移り替わり各家庭や共働き(言い方が古いかしら)は当たり前となってきました。

子供の遊びも時代とともに、外を駆け巡り自然が遊び場でしたが、ボードゲーム、テレビゲームと室内の遊びへと変わりスマホやYouTubeへと移り変わっています。

今の子供たちが私の年齢になった時の思い浮かべる遊びの風景はどんなものになっているのかなぁ〜
そして10年後20年後はどんな世の中になっているのでしょうか。

鉄腕アトムのような世界なのか、ドラえもんの22世紀の世界になっているのかな!!
時代は進んでいきますが、人として大切なものは昔も今も未来も変わらないでいてほしいですね。